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 Configuring Global Conference Settings ヘルプ > MCUのコンフィグレーション > グローバル・カンファレンス設定のコンフィグレーション

グローバル・カンファレンス設定のコンフィグレーション

MCU用グローバル・カンファレンスの設定変更は、ホーム>設定>カンファレンスで行います。但し、個々のカンファレンスの設定や参加者設定、エンドポイント設定など他のMCU設定により、数値が書き換えられる場合もありますのでご注意下さい。

カンファレンスの設定

カンファレンス設定のコンフィグレーションには以下のテーブルをご参照下さい。コンフィグレーションの変更後、変更する、をクリックして下さい。

 

フィールド フィールドの説明 秘訣
デフォルトのビデオサイズ

ビデオ・エンドポイントへの接続時にMCUが送受信するビデオサイズを識別します。

4200シリーズの場合、ここでのオプションは、MCU 4CIF (HRO)機能キーがある場合にのみ利用が可能となります。

最大ビデオサイズ

ビデオ・エンドポイントへの接続時にMCUが送受信する最大のビデオサイズを識別します。

ここでのオプションは、MCU 4CIF (HRO)機能キーがある場合にのみ利用が可能となります。

MCUからのデフォルト・バンド幅

参加者1人に対してMCUにて確立されたメディア・チャネルが使用するネットワークの容量(ビット/秒)を示します。

MCUがH.323エンドポイントにコールする際、MCUは適応するメディア・チャネルの範囲内で最大のバンド幅を選びます。ここでは、音声チャネル及びビデオ・チャネルの両方をあわせた最大バンド幅を設定します。

ここでの設定は、各H.323エンドポイントのMCUからの最適なバンド幅に書き変えられる場合もあります。

MCUへのデフォルト・バンド幅

コール時にH.323エンドポイントがMCUに送信するバンド幅をセットします

ここでの設定は、各H.323エンドポイントのMCUへの最適なバンド幅により書き換えられる場合もあります。.

デフォルト・ビューのグループ

カンファレンスに接続時、新規参加者が閲覧するレイアウト・ビュー(レイアウト・ビューのカスタマイズを参照)を決定します。

ここでの選択にも関わらず、参加者がファー・エンド・カメラのコントロールを使って選択範囲内で動かすことがことができます。 レイアウトビューに参加者がどのように表示されるのかを理解するを参照

アクティブ・スピーカの表示

カンファレンスでは、一番大きい声で話す人をアクティブ・スピーカとしてMCUが認識している参加者が通常1人おります。この設定はMCUがカンファレンス・ビューに該当参加者をどのように表示するのかを決定するものです。

  • なし
    この設定により、アクティブ・スピーカを表示しても、特別なアクションはありません。
  • 境界線
    アクティブ・スピーカを境界線で囲んで表示します
  • フルスクリーンで表示
    アクティブ・スピーカが探知されると、この設定により、カンファレンスへの参加者が選択したレイアウトに関係なく、該当者をフルスクリーンで表示するようにMCUを稼動させます。カンファレンスのアクティブ・スピーカが静かになると、参加者のビューは前の状態のレイアウトに戻ります。

 

メディア・ポートの予約

MCUが予約モード (メディア・ポートの予約有効) もしくは予約なしモード (メディア・ポートの予約無効) のどちらかで操作されるのかを決定します。

詳細情報については、ポート予約モードを参照。

イン・カンファレンスの使用

複数のイン・カンファレンス機能を可能もしくは不可にします。

  • ッセージ
    イベントもしくは状態発生時に参加者のスクリーンに注意事項を表示させます。
  • 警告アイコン
    参加者からのメディアが低品質な場合、参加者の枠内に警告のアイコンが表示されます。
  • 音声の注意事項
    イベントもしくは状態発生時に音声にてメッセージを流します。

他の参加者の参加したり退席する場合にイン・カンファレンスのメッセージが表示されます。また、メッセージはカンファレンスのスケジュール時間が終りに近づくと表示されます。

通常、警告アイコンは、参加者側でハイ・パケット・ロスがあったり、エンドポイントが確立したMCUへのチャネルの種類に対してネットワーク・リンクのバンド幅が低すぎる場合に表示されます。

カンファレンスが終了時間に近づくと、音声で警告が流れます。

参加者の名前を表示する時間

ここでの設定では、参加者がビュー枠に名前とともに表示されるか(及び表示時間)をコントロールします。

カンファレンスへようこそメッセージや他のオーバレイされたテキストメッセージは、参加者名より優先されて表示されます。(例えば、カンファレンスがもうすぐ終了するというメッセージや、参加者が追加されたあるいは退室した場合など)

アドバンスト設定

アドバンスト設定は、サポート・エンジニアと一緒の場合か、さらに複雑なコンフィグレーションを設定する場合にのみ行って下さい。

 

フィールド フィールドの説明 秘訣
MCUからの音声コーデック

MCUでエンドポイントから音声を受信するための音声コーデックの選択を制限します。

H.323エンドポイントと通信する際、MCUはエンドポイントからの音声コーデックをサポートするリストを受信します。交信可能な音声コーデックを選んで、該当フォーマットでエンドポイントに音声データを送信します。

G.711コーデックは、H.323エンドポイントと通信するためだけでなく、ストリーミングにも使用します。従って、G.711を不可能にすると、ストリーミング視聴者に音声が送れなくなります。

MCUへの音声コーデック

リモート状態のH.323エンドポイントに対し、MCUが接続できる音声コーデックを決定し、MCUに音声データを送信可能なエンドポイント側でのチャネルの選択を制限します。

 

MCUからのビデオ・コーデック

MCUでエンドポイントからビデオを受信するためのビデオ・コーデックの選択を制限します。.

H.323エンドポイントと通信する際、MCUはエンドポイントからのビデオ・コーデックをサポートするリストを受信します。交信可能なビデオ・コーデックを選んで、該当フォーマットでエンドポイントにビデオデータを送信します。

MCUへのビデオコーデック

.リモート状態のH.323エンドポイントに対し、MCUが接続できるビデオ・コーデックを決定し、MCUにビデオ・データを送信可能なエンドポイント側でのチャネルの選択を制限します。

 

ビデオ・フォーマット

MCUが使用し、送信するビデオ・フォーマットを設定します。

  • NTSC
    MCUに適したビデオ送信は、30フレーム/秒、SIF解像度です。
  • PAL
    MCUに適したビデオ送信は、25フレーム/秒、CIFの解像度です。

NTSCは北米で使用されており、PALは英国や欧州にて使用されています。ここでの設定では、エンドポイントに対してのMCUによるビデオ送信がよりスムーズになるように、エンドポイントの環境にあわせます。

ここでの設定がどのようにコンフィグレーションされていようとも、MCUがいずれかのフレームレートにあわせる、ということにご注意下さい。

最大送信ビデオ・パケット・サイズ

出力ビデオ・ストリーム向けの(MCUから接続されているビデオ・エンドポイントへの)MCUによる送信パケットの最大ロード・サイズを(バイトで)設定します。

MCUと潜在的に接続可能性のあるエンドポイントとのパスで、パケット・サイズが制限されている場合、通常はデフォルト(1400バイト)より小さい数値に設定する必要があります。

一般的に、ビデオ・ストリームは異なる長さのパケットを含んでいます。そのため、このパラメータは送信するネットワークのデータグラムの最大サイズに設定されます。MCUにより、ビデオ・ストリームは同サイズのパケットもしくは小さいパケットに分割されるので、大部分のパケットは、最大サイズになることはありません。.

受信ビットレートの最適化

使用されるビデオのバンド幅を最適化するバンド幅コントロール・メッセージをMCUにより送信可能にします。

MCUはチャネルの最大バンド幅にあわせ送信ビデオのバンド幅を加減するよう要求しているH.323エンドポイントにメッセージを送信できます。

参加者が大きな枠に表示される場合には、MCUはエンドポイントに高バンド幅でビデオを送信するように要求します。一方で、参加者があまり閲覧されない場合(もしくはかなり小さい枠で閲覧されている場合)には、MCUはネットワークのバンド幅を節約するために、低めのレートで送信するように要求します。

ビデオ・エラーでのフロー・コントロール

端末からのビデオ・ストリームを構成するパケット受信が失敗した場合には、MCUはエンドポイントに対して、低速でビデオ送信をするように要求します。

MCUによるビデオ受信の品質を基準に、送信ビデオのバンド幅の削減を要求しているH.323エンドポイントへメッセージを送信することができます。

エンドポイントとMCU間のパスでバンド幅が制限されている場合、高いレート・ストリームでパケットの一部が受信できなくなるよりは、低めのレート・ストリームで全てのパケットを確実に受信する方が良策でしょう。

ビデオ送信サイズの最適化

MCUでリモート・エンドポイントに確立されたビデオ・チャネル上の該当エンドポイントに送信されたビデオの解像度を変えることができます。

この選択で、.ビデオ品質が良くなると、MCUによる4CIFチャネル上でCIFビデオの送信が可能になります。

ビデオ解像度を下げた状態で、ビデオ品質を改善する場合とは、次の通りです。

  • ビデオ映像のオリジナルサイズが出力チャネルより小さい場合。
  • MCUビデオ送信のバンド幅を下げるために、リモート・エンドポイントがフロー・コントロールのコマンドを利用した場合。

通常、解像度を下げた場合、MCUは高めのフレーム・レートでビデオの送信ができます。.

小さな枠での自拠点の非表示

可変サイズの枠ビューで小さい枠で、カンファレンス参加者自身のビデオ映像が見えないようにします。

この選択で設定されると、大きい枠や小さい枠でのカンファレンス・ビューを使用した場合、空きスロットがあるにも関わらず、小さい枠では見えなくなります。但し、ビュー・フォーカスがマニュアルで、自身を映すよう、設定変更した場合は、大きめの枠では見えます。詳しくは、 レイアウトビューに参加者が、どのように表示されるのか理解する を参照してください。

小さい枠での重複表示をしない

小さい枠での参加者を、大きい枠で重複表示されるのをを防ぎます。.

大きい枠や小さい枠でのカンファレンス・ビューを使用した場合、普通MCUは大きい枠に映し出された参加者の映像を、小さい枠で重複表示させます。大きい枠にフォーカスされた参加者の変化に対応すべく、小さい枠との入れ替えにかかる負担を最小限にするためです。重複を避けたい場合には、選択内容を確かめて下さい。ビュー・レイアウトの詳細につきましては、レイアウトビューに参加者がどのように表示されるのかを参照して下さい。

音声切替えの感度

参加者が、どの位の声の大きさで話をするとカンファレンスのアクティブ・スピーカの切替えが実行されるかを決定します

0の値はアクティブ・スピーカを切替えるにはかなり困難であり、100の値はアクティブ・スピーカを切替えるのがもっとも容易であることを意味します。.

不明なE.164番号にかかってきたコール

エンドポイントが、コンフィグレーションされたカンファレンスに対応していない不明なE.164番号を使い、MCUにコールした場合の、デフォルト対応の設定です。

  • オート・アテンダントのデフォルト設定
    既存のカンファレンスに参加もしくは新規カンファレンスを作る際にエンドポイントはデフォルト設定でオート・アテンダントに入ります。(オート・アテンダントの使用を参照して下さい)。これは、エンドポイントがE.164番号ではなくて、IPアドレスを使ってMCUへコールするのと同じとなります。
  • コールを切る
    エンドポイントは不明なE.164にコールできないため、コールは切断されます。
  • 新規カンファレンスを作成
    番号識別でみなされるE.164番号で新規カンファレンスを作ります。エンドポイントは自動的に新たに作られたカンファレンスに参加できます。

この選択により、新規カンファレンスの作成が選択されると、コールする側が簡単にアドホックなカンファレンスを作ることができます。
コールする側による、新規カンファレンスの作成を希望しない場合、他のオプションを選択して下さい。

H.323ゲートキーパ呼び出しでPIN入力を要求する

カンファレンスに参加するにあたり、H.323ゲートキーパ経由でE.164番号を使用してPINを入力し、保護されているカンファレンスへのダイヤルインを要求させるようにMCUを設定します。

保護されたカンファレンスでも、PINの入力を要求されずゲートキーパ経由でカンファレンスに参加させたい場合も考えられます。その時は、この選択を設定しないで下さい。参加者がどのような形で接続しようとも、カンファレンスを保護したい場合にはこの選択を設定します。

この選択により、参加者が保護されたカンファレンスにコールした場合には、通常のカンファレンス・ビューの代わりに、PIN入力スクリーンが表示されます。この選択は、PINセットのないカンファレンスに対しては無効です。

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